タイ・バンコクで現地採用として就職する際の給料の目安

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日本で働いている場合に、同じ職種でタイ（バンコク）で現地採用として就職する場合、いったいどれくらいの給料を希望すればいいのでしょうか？

タイの物価、外国人として生活するにあたっての物価、給与水準、外国人の給与水準など、考慮すべきポイントは多々あると思います。

ただそのあたりの価値観は人それぞれで、考えるべきポイントが多すぎても決まらないでしょう。実際に住んでみないとわからないこともあります。

今回は僕が実際に基準とした考え方を紹介します。タイに住んで１年以上経ち、この基準で考えてよかったと思っていますので多少は参考になるかと思います。

僕が基準にしたのは、

「タイの月給の手取り＝前職の月額の手取り額の７０％以上」

です。

タイの物価はネットなどで見るとよく「日本の３分の１程度」とか「日本の４分の１程度」と書かれています。確かに旅行で来て毎食タイ料理を食べて安いマッサージを楽しんでいるだけであればそう感じるかもしれませんが、実際に住んでみるともっと高いと感じると思います。

タイで実際に外国人として生活してみると物価はそれなりに高いとわかってくるのではないかと思います。

例えばバンコクで日系企業のマネージャーとして働き始めたとします。旅行していたころは屋台や安いタイ料理屋などで数十バーツで済ませていたランチも、会社で働いていれば上司や同僚たちと３００バーツ以上する日本食を食べる機会が多くなるでしょう。

また、タイ人の部下を連れて飲みに行くときも、あまり安い店に連れていくのはカッコ悪すぎます。それなりの店に連れていき、当然おごることになるでしょう。

住居もタイ人向けの平均的なアパートではなく外国人向けのコンドに住むことになると思います。

そう考えると、外国人として生きる場合の物価は安く見積もっても日本の２分の１位になるのではないかと思います。

また、貯蓄額についても考えなくてはなりません。

物価が仮に２分の１だとしても、タイでずっと住みリタイアすると覚悟を決めていない限り、前職の時と同じレベルの貯蓄をするべきであると思います。そう考えると給料の手取り額は半分では足りないことになりますね。

前述したように僕は「前職の月額の手取り額の７０％」を基準にしました。実際にタイで済み始める前に考えた基準ですが、この基準がそこそこ的を得ていたと今は思っています。

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